PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、かつて電気機器に使用されていた化学物質で、
人体と環境への高い有害性が指摘されているため、国から厳格な管理・処理が求められています。

しかし、実際には
「うちの設備は大丈夫だろう」
「すぐに困らないから後回しで…」
と放置されているケースも少なくありません。

パワーパートナーズは、お客様が後から後悔しないために
“PCB放置のリスク” を正しく知っていただきたいと考えています。

■ 1. PCBを放置すると法令違反になる可能性

PCB含有機器の保管・管理・処理は、PCB特別措置法によって期限が定められています。
期限を過ぎた機器を放置すると、
・罰則対象
・行政指導
・改善命令
につながる可能性があります。

企業としての信用を損なうリスクも大きく、
“知らなかった”では済まされません。

■ 2. 漏えい事故のリスク

古い変圧器やコンデンサのPCB封入部は、経年劣化によって
油漏れや封緘不良が発生する可能性があります。

漏えいしてしまうと、
・土壌汚染
・周囲設備への付着
・高額な処理費用
といった深刻な問題につながり、
企業にとって大きな負担となりかねません。

■ 3. 機器故障による重大トラブル

PCBを含む古い機器は、
・絶縁不良
・発熱
・短絡
・焼損
のリスクが高まります。

万が一発火すれば、
停電・設備損傷・長期操業停止 に発展する恐れもあり、
事業へのダメージは計り知れません。

■ 4. 処分期限が迫るほど、費用は上がる傾向に

PCB処理事業は順次終了時期が決まっており、
期限が迫るほど処理量が集中し、予約が取りづらくなる傾向があります。

処理費用が上昇するケースも多く、
後回しにすればするほど負担が増えるリスクがあります。

■ 5. “知らないまま放置”が一番危険

パワーパートナーズでは、
・PCB含有の可能性調査
・製造年式の確認(1980年代~1990年代初期は要注意)
・現地点検
・処理までの流れ
を分かりやすくお伝えし、
お客様が正しい判断ができるようサポートしています。

「もっと早くやればよかった…」
そう後悔してしまう前に、現状を確認することが大切です。

■ まとめ

PCB含有機器の放置は、
法令違反リスク・事故リスク・コスト増大リスク の3つを抱える重大問題です。

パワーパートナーズは、
埼玉県を中心に高圧受電設備の専門店として、
誠実な情報提供と確実な調査で、
お客様の“安心”を守るサポートを行っています。

PCBの不安がある方は、小さなことでも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。
後悔しないための第一歩を、私たちが全力でお手伝いします。