キュービクル(高圧受電設備)の更新や工事を検討する段階で、 多くの方が行うのが「相見積」です。 • できるだけ安くしたい • 妥当な金額か確認したい • 上司やオーナーに説明したい
こうした目的で相見積を取ること自体は、 決して間違いではありません。
しかし実際には、 「比較しているはずなのに、逆に判断できなくなった」 という相談が非常に多く寄せられます。

■ 相見積で迷う最大の理由は「条件が揃っていない」こと
キュービクル工事の相見積が難しい最大の理由は、 見積条件が各社で揃っていない ことです。
同じ「キュービクル更新」という言葉でも、 • 工事範囲 • 含まれる安全対策 • 試験・確認内容 • 停電計画 • 処分・搬出条件
が異なれば、 金額が違って当然 です。
それにも関わらず、 金額だけを並べて比較してしまうことで、 判断ができなくなります。

■ 金額が安い見積に潜んでいる可能性
実際の現場でよくあるのが、 一番安い見積を選んだ結果、次のような問題が起こるケースです。 • 必要な工程が含まれていなかった • 後から追加費用が発生した • 試験や確認が最低限だった • 工事後の説明やフォローがなかった
結果として、 最初に想定していたより高くついた という声も少なくありません。

■ 比較すべきは「金額」ではなく「考え方」
相見積で本当に比較すべきなのは、 金額そのものではありません。
見るべきポイントは次の通りです。 • なぜこの工事内容なのか説明されているか • 危険な箇所と理由が明確か • 今回やらない場合のリスクを伝えているか • 将来の追加工事について触れているか • 低圧化など別の選択肢も示しているか
これらが説明されていれば、 その見積は 「判断材料として使える見積」 です。

■ 相見積は「業者を選ぶため」ではなく「判断を整理するため」
相見積は、 業者を競わせるためのものではありません。
本来の目的は、 自社にとって何が最適かを整理することです。 • 更新が本当に必要なのか • 部分改修で足りるのか • 低圧化した方が合理的なのか
こうした判断をするために、 相見積は非常に有効な材料になります。

■ 専門店は相見積を“歓迎”する
パワーパートナーズでは、 相見積を取られることを問題とは考えていません。
むしろ、 • 判断材料が増える • 不要な工事が見えやすくなる • お客様が納得して決断できる
という点で、 健全なプロセスだと考えています。
そのため、 • 見積の前提条件を明確にする • 工事内容を言葉で説明する • 他社見積の見方についても助言する
といった対応を、誠実に行っています。

■ 埼玉でキュービクル工事の相見積に悩んでいる方へ
パワーパートナーズは、 高圧工事専門店として、 • キュービクル更新 • 新設・撤去 • 高圧廃止・低圧化
まで含めて、 一方向に偏らない提案を行っています。
「この見積は妥当なのか?」 「なぜ金額が違うのか?」 その確認だけでも構いません。

まとめ|相見積で迷ったら“説明の質”を見て判断する
キュービクル工事の相見積で迷うのは、 真剣に判断しようとしている証拠です。
だからこそ、 • 金額だけを比べない • 内容と考え方を見る • 将来まで含めて判断する
この視点を持つことが重要です。
パワーパートナーズは、 キュービクル専門店として、 誠実な説明と適正な提案で、 お客様の判断を支えます。
相見積の段階こそ、 最も価値ある相談タイミングです。