日々の業務で当たり前のように使っている電気設備。
しかし、機器の中では少しずつ劣化が進み、
「まだ使える」ではなく「いつ止まってもおかしくない」状態になっている場合もあります。

特に、10年以上使用している高圧受電設備や分電盤は注意が必要です。
今回は、老朽化を放置するリスクと、更新のタイミングを判断するポイントを解説します。

1. 放置による主なリスク

老朽化した電気設備には、以下のようなリスクが潜んでいます。

絶縁劣化による漏電・感電事故 機器の焼損・発火リスク 突発的な停電による業務停止 部品供給停止による修理不能

特に、高圧受電設備やキュービクルは経年劣化が進みやすく、
20年を超えると交換検討が必要と言われています。
「問題が出てから対応」では、復旧費・損害額ともに大きくなりがちです。

2. 更新の判断ポイント

更新時期を見極めるには、以下のポイントを確認しましょう。

設備の設置から15年以上経過している 点検時に「油漏れ・焦げ跡・異音」がある 機器メーカーの製造終了・部品供給終了 電気容量や負荷が当初より増えている

これらの項目に該当する場合は、更新・改修の検討が必要なサインです。
見た目に問題がなくても、内部では劣化が進行していることがあります。

3. 専門業者による劣化診断のすすめ

パワーパートナーズでは、赤外線診断・絶縁測定・外観点検などを通じて、
設備の状態を可視化し、更新が必要な箇所を丁寧にご説明します。
さらに、更新の優先順位・補助金対応・分割工事など、
お客様のご要望に合わせた最適なプランを提案しています。

まとめ

電気設備は、企業の安全と信頼を支える“インフラの要”です。
不具合が起きてからでは遅く、早期の診断・計画的な更新が何よりも重要です。

パワーパートナーズは高圧受電設備専門店として、 誠実な点検・適正価格・安心の施工でお客様をサポートしています。 老朽化が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。