来年度のキュービクル更新や高圧設備改修に向けて、「まず予算を確保したい」「概算見積が必要」というご相談があります。
今回は、実際に自治体の来期予算検討に向けた見積作成から予算確定までお手伝いした経験をもとに、高圧設備を計画的に更新するための予算づくりについてお伝えします。
代表の佐々木です。 「来年度、高圧設備を更新したいので、予算取りのための見積もりをお願いできますか?」 最近、このようなご相談に対応しました。 ご相談いただいたのは、自治体の来期予算を検討するための概算見積もりです。 まだ工事を発注する段階ではありません。 まず、 「来年度の予算として、どのくらい確保しておけばいいのか」 を検討するための見積もりでした。 弊社で内容を確認し、予算検討に必要な見積もりを作成。 その後も必要な内容を整理しながら対応し、最終的に予算確定までお手伝いすることができました。 私は、このような仕事も非常に大切だと思っています。 ■結論|高圧設備は「壊れてから見積もる」のではなく、予算を組む段階から考える キュービクルや高圧設備は、ある日突然、 「来月交換しよう」 と簡単に決められる設備ではありません。 工事金額が大きくなることもあります。 停電を伴う可能性もあります。 社内決裁が必要な企業もあります。 自治体や各種法人であれば、次年度予算との関係もあります。 だからこそ、 「そろそろ更新を考えた方がいい」 という段階から準備しておくことが重要です。 まだ発注が決まっていなくても構いません。 むしろ私は、 「来年度に向けて予算を考えたい」 という段階から相談していただいた方が、選択肢を整理しやすいと思っています。 ■「見積もりを取る=すぐ工事を発注する」ではありません 設備担当者の方とお話をしていると、 「まだ予算が決まっていないから、工事会社へ相談するのは早いかな」 と考えているケースがあります。 私は、そんなことはないと思っています。 例えば、 高圧ケーブルを交換したい。 キュービクルを更新したい。 PASやUGSについて指摘を受けている。 PCBを含む機器を処分したい。 受電設備全体が古くなっている。 こうした課題が分かっているのであれば、まず概算を把握する。 それによって、 来年度いくら必要なのか。 全部を一度に行うのか。 優先順位を付けるのか。 数年に分けるのか。 別の方法がないのか。 具体的に考えられるようになります。 見積もりは、 「工事を発注するためだけのもの」 ではなく、 「正しい判断をするための材料」 でもあると思っています。 ■高圧設備の予算は「全部交換」で考えなくてもいい これは、最近のPower Partnersで特に意識していることです。 例えば主任技術者から、 「高圧ケーブルを交換した方がいい」 「この機器も更新した方がいい」 「こちらも古くなっています」 と複数の指摘を受けたとします。 全部まとめて見積もれば、大きな金額になることがあります。 そこで、 「こんなにかかるなら、まだできない」 となってしまう。 しかし、本当に全部を同じタイミングで更新する必要があるのでしょうか。 もちろん、設備状況によって一括更新が適切な場合もあります。 一方で、設備ごとに緊急度と重要度を整理し、計画的に更新できる場合もあります。 私は高圧設備を考えるとき、 「緊急度×重要度」 を一つの判断軸にしています。 ■まず「緊急かつ重要」なものから予算を考える 設備状態などから早急な対応が必要で、故障した場合の影響も大きい。 このような設備は、優先的に対応を検討する必要があります。 次に、 「今すぐではないが、重要な設備」 です。 現在すぐに交換が必要な状態ではなくても、故障すれば受電や事業に大きな影響が出る。 このような設備については、 「今年やらないから何もしない」 ではなく、 「次年度の予算に入れる」 「数年以内の更新計画に入れる」 という考え方ができます。 今年。 来年。 再来年。 このように設備更新を計画できれば、必要な安全性を考えながら、設備投資が一時期に集中することも避けやすくなります。 ■そして「そもそも同じ設備に更新するのか?」も考える 予算を組む前だからこそ、もう一つ考えていただきたいことがあります。 それは、 「本当に現在と同じ高圧設備を更新することが最適なのか?」 ということです。 最近、弊社では低圧化についてのご相談がかなり増えています。 20年、30年前にキュービクルを設置した。 当時は工場をかなり稼働させていた。 しかし現在は設備が減っている。 以前ほど電気を使わなくなっている。 建物の用途自体が変わっている。 こうした会社もあります。 その状態で、 「古くなったから、同じ規模のキュービクルに更新する」 と最初から決める必要はありません。 ■高圧継続と低圧化を比較してから予算を決める方法もあります 条件が合えば、高圧を廃止して低圧化するという選択肢があります。 そうなれば、 キュービクル更新。 今後の高圧設備の維持管理。 将来的な高圧機器の更新。 こうした負担を見直せる可能性があります。 ただし、ここで注意していただきたいのは、 「低圧化=必ず安くなる」 ではないということです。 高圧を継続した方が、電気料金の面で有利になるケースも考えられます。 低圧化したことで、ランニングコストが上がってしまっては、 「工事費は抑えられたけれど、長期的には本当に良かったのか?」 という問題が出てきます。 だから弊社では、 高圧設備の更新費用。 低圧化する場合の工事費。 設備撤去費。 維持管理費。 現在の電気使用状況。 低圧化後に想定される電気料金。 将来の設備増設計画。 こうした条件をできるだけ整理して比較することを大切にしています。 ■反対に、新規キュービクルを設置する仕事も受注しています Power Partnersでは低圧化を積極的に検討していますが、 「高圧をなくすこと」 を目的にしているわけではありません。 実際、直近では新規のキュービクル新設工事もご注文いただきました。 事業を拡大する。 設備を増やす。 今後も大きな電力が必要になる。 その会社にとって高圧受電が適しているのであれば、高圧設備を新設する。 逆に、電気使用量が減少している会社なら、低圧化を検討する。 大切なのは、 「高圧か低圧か」 ではありません。 「その会社の現在と未来に、どちらが合っているか」 だと思っています。 ■設備増設でも「キュービクルありき」にしない さらに設備増設の場合でも、 「電気が足りないから、すぐキュービクルを新設・増強する」 だけが選択肢とは限りません。 どの設備を使うのか。 必要な電流はどの程度なのか。 設備を同時に使用するのか。 電力使用のピークをどのように考えるのか。 こうした実際の使い方を確認することで、条件によっては別の設備計画を検討できる場合があります。 もちろん、これはすべての現場で可能という話ではありません。 設備容量、負荷状況、供給条件などの確認が必要です。 それでも、 「設備を増やす=高圧設備も増やす」 と最初から決めるのではなく、一度検討してみる価値はあると思っています。 ■PCBがあるなら、処分費と助成見込額も予算に入れる 古い高圧設備では、PCBについても確認が必要になる場合があります。 弊社では最近、撤去済みのPCB含有コンデンサなどについて、 「処分にいくらかかるのか」 だけではなく、 「助成制度を活用できた場合、どの程度の助成が見込めるのか」 「お客様の実質負担はいくらくらいになりそうか」 という試算まで行うケースが増えてきました。 実際に、具体的な助成見込額と負担見込額をお伝えし、 「この数字をもとに社内で提案します」 と言っていただいたこともあります。 そして、実際の発注につながった案件もあります。 私はこれも、 「予算を組むためのお手伝い」 だと思っています。 ただ制度を紹介するのではなく、 会社としてどのくらいの費用を見ておけばいいのか。 そこまで具体的にする。 もちろん助成については、対象条件や実際の処分内容、審査などによって変わるため、確定額ではなく見込額として扱う必要があります。 それでも、判断材料があるのとないのとでは大きく違います。 ■工事会社ですが、「工事の前」をもっと大切にしたい 今回、自治体の来期予算検討に向けた見積もりから、予算確定までお手伝いすることができました。 この経験を通じて、改めて感じたことがあります。 私たちの仕事は、 「工事が決まってから始まる」 わけではないということです。 むしろ、 何をするべきか分からない。 いくら予算を取ればいいか分からない。 全部更新する必要があるのか分からない。 高圧を継続するべきか分からない。 低圧化できるのか分からない。 助成制度が使えるのか分からない。 この段階にこそ、専門家が必要なのではないでしょうか。 ■お客様が社内で説明できるところまで具体化する 経営者や設備担当者の方が、 「高圧設備が古いので1,000万円ください」 と言っても、簡単に予算が通るとは限りません。 なぜ必要なのか。 どの設備が危ないのか。 なぜ今年なのか。 何を優先するのか。 他の方法はないのか。 来年では駄目なのか。 その投資によって何を守れるのか。 ここまで整理されていれば、社内でも説明しやすくなります。 だから私たちは、 「見積書を一枚出して終わり」 ではなく、 お客様自身が判断し、社内で説明できるところまで一緒に整理できる会社になりたいと思っています。 ■よくある質問 Q. 来年度の予算取り用の概算見積もりでも相談できますか? はい。実際に、自治体の来期予算検討に向けた見積もりについても対応しています。まだ発注が確定していない段階でも、設備計画を考えるためのご相談としてお問い合わせください。 Q. キュービクル全部ではなく、一部設備だけ更新する計画も相談できますか? はい。設備状況などを確認しながら、緊急度と重要度を整理し、段階的な更新を検討できる場合があります。 Q. 主任技術者から複数の設備更新を指摘されています。どこから手を付ければいいですか? 点検内容や設備状況などを確認し、優先順位を整理していくことが重要です。既存の点検報告書や見積書があれば、ご相談時にご準備ください。 Q. キュービクル更新と低圧化の両方を比較できますか? はい。低圧化が可能かどうかは設備容量、電気使用状況、供給条件、将来計画などによりますが、最初から更新だけに決めず、比較検討することができます。 Q. PCB処分の費用も予算に入れたいのですが相談できますか? はい。PCBの含有状況や処分内容などを確認し、処分費に加えて、条件に応じて助成制度を活用できる可能性や助成見込額についても整理します。 ■まとめ|予算を決める前だからこそ、相談してください 今回、自治体から来期予算検討のための見積もりをご依頼いただき、予算確定までお手伝いすることができました。 私たちは工事会社です。 しかし、 「工事が決まったら呼んでください」 だけの会社にはなりたくありません。 むしろ、 工事を決める前。 予算を決める前。 更新方法を決める前。 この段階から相談していただきたいと思っています。 キュービクルを更新するのか。 必要な部分だけ更新するのか。 低圧化するのか。 新しく高圧設備を導入するのか。 設備増設の方法を見直すのか。 PCB処分や助成制度まで含めて考えるのか。 会社によって答えは違います。 だからこそ、現状を確認し、選択肢を整理し、必要な費用を具体化する。 そして、お客様が納得して予算を決められるようにする。 工事を売ることよりも、 「正しい設備投資を判断するための材料を提供すること」 を大切にしたいと思っています。 来年度の高圧設備予算を検討している。 まだ工事内容は決まっていない。 概算でどのくらい必要なのか知りたい。 そんな段階からでも大丈夫です。 Power Partnersは、工事の前から、その後の設備運用まで相談できる「電気設備のかかりつけ医」を目指して、これからもお客様の設備計画を支えていきます。
今回は、実際に自治体の来期予算検討に向けた見積作成から予算確定までお手伝いした経験をもとに、高圧設備を計画的に更新するための予算づくりについてお伝えします。
代表の佐々木です。 「来年度、高圧設備を更新したいので、予算取りのための見積もりをお願いできますか?」 最近、このようなご相談に対応しました。 ご相談いただいたのは、自治体の来期予算を検討するための概算見積もりです。 まだ工事を発注する段階ではありません。 まず、 「来年度の予算として、どのくらい確保しておけばいいのか」 を検討するための見積もりでした。 弊社で内容を確認し、予算検討に必要な見積もりを作成。 その後も必要な内容を整理しながら対応し、最終的に予算確定までお手伝いすることができました。 私は、このような仕事も非常に大切だと思っています。 ■結論|高圧設備は「壊れてから見積もる」のではなく、予算を組む段階から考える キュービクルや高圧設備は、ある日突然、 「来月交換しよう」 と簡単に決められる設備ではありません。 工事金額が大きくなることもあります。 停電を伴う可能性もあります。 社内決裁が必要な企業もあります。 自治体や各種法人であれば、次年度予算との関係もあります。 だからこそ、 「そろそろ更新を考えた方がいい」 という段階から準備しておくことが重要です。 まだ発注が決まっていなくても構いません。 むしろ私は、 「来年度に向けて予算を考えたい」 という段階から相談していただいた方が、選択肢を整理しやすいと思っています。 ■「見積もりを取る=すぐ工事を発注する」ではありません 設備担当者の方とお話をしていると、 「まだ予算が決まっていないから、工事会社へ相談するのは早いかな」 と考えているケースがあります。 私は、そんなことはないと思っています。 例えば、 高圧ケーブルを交換したい。 キュービクルを更新したい。 PASやUGSについて指摘を受けている。 PCBを含む機器を処分したい。 受電設備全体が古くなっている。 こうした課題が分かっているのであれば、まず概算を把握する。 それによって、 来年度いくら必要なのか。 全部を一度に行うのか。 優先順位を付けるのか。 数年に分けるのか。 別の方法がないのか。 具体的に考えられるようになります。 見積もりは、 「工事を発注するためだけのもの」 ではなく、 「正しい判断をするための材料」 でもあると思っています。 ■高圧設備の予算は「全部交換」で考えなくてもいい これは、最近のPower Partnersで特に意識していることです。 例えば主任技術者から、 「高圧ケーブルを交換した方がいい」 「この機器も更新した方がいい」 「こちらも古くなっています」 と複数の指摘を受けたとします。 全部まとめて見積もれば、大きな金額になることがあります。 そこで、 「こんなにかかるなら、まだできない」 となってしまう。 しかし、本当に全部を同じタイミングで更新する必要があるのでしょうか。 もちろん、設備状況によって一括更新が適切な場合もあります。 一方で、設備ごとに緊急度と重要度を整理し、計画的に更新できる場合もあります。 私は高圧設備を考えるとき、 「緊急度×重要度」 を一つの判断軸にしています。 ■まず「緊急かつ重要」なものから予算を考える 設備状態などから早急な対応が必要で、故障した場合の影響も大きい。 このような設備は、優先的に対応を検討する必要があります。 次に、 「今すぐではないが、重要な設備」 です。 現在すぐに交換が必要な状態ではなくても、故障すれば受電や事業に大きな影響が出る。 このような設備については、 「今年やらないから何もしない」 ではなく、 「次年度の予算に入れる」 「数年以内の更新計画に入れる」 という考え方ができます。 今年。 来年。 再来年。 このように設備更新を計画できれば、必要な安全性を考えながら、設備投資が一時期に集中することも避けやすくなります。 ■そして「そもそも同じ設備に更新するのか?」も考える 予算を組む前だからこそ、もう一つ考えていただきたいことがあります。 それは、 「本当に現在と同じ高圧設備を更新することが最適なのか?」 ということです。 最近、弊社では低圧化についてのご相談がかなり増えています。 20年、30年前にキュービクルを設置した。 当時は工場をかなり稼働させていた。 しかし現在は設備が減っている。 以前ほど電気を使わなくなっている。 建物の用途自体が変わっている。 こうした会社もあります。 その状態で、 「古くなったから、同じ規模のキュービクルに更新する」 と最初から決める必要はありません。 ■高圧継続と低圧化を比較してから予算を決める方法もあります 条件が合えば、高圧を廃止して低圧化するという選択肢があります。 そうなれば、 キュービクル更新。 今後の高圧設備の維持管理。 将来的な高圧機器の更新。 こうした負担を見直せる可能性があります。 ただし、ここで注意していただきたいのは、 「低圧化=必ず安くなる」 ではないということです。 高圧を継続した方が、電気料金の面で有利になるケースも考えられます。 低圧化したことで、ランニングコストが上がってしまっては、 「工事費は抑えられたけれど、長期的には本当に良かったのか?」 という問題が出てきます。 だから弊社では、 高圧設備の更新費用。 低圧化する場合の工事費。 設備撤去費。 維持管理費。 現在の電気使用状況。 低圧化後に想定される電気料金。 将来の設備増設計画。 こうした条件をできるだけ整理して比較することを大切にしています。 ■反対に、新規キュービクルを設置する仕事も受注しています Power Partnersでは低圧化を積極的に検討していますが、 「高圧をなくすこと」 を目的にしているわけではありません。 実際、直近では新規のキュービクル新設工事もご注文いただきました。 事業を拡大する。 設備を増やす。 今後も大きな電力が必要になる。 その会社にとって高圧受電が適しているのであれば、高圧設備を新設する。 逆に、電気使用量が減少している会社なら、低圧化を検討する。 大切なのは、 「高圧か低圧か」 ではありません。 「その会社の現在と未来に、どちらが合っているか」 だと思っています。 ■設備増設でも「キュービクルありき」にしない さらに設備増設の場合でも、 「電気が足りないから、すぐキュービクルを新設・増強する」 だけが選択肢とは限りません。 どの設備を使うのか。 必要な電流はどの程度なのか。 設備を同時に使用するのか。 電力使用のピークをどのように考えるのか。 こうした実際の使い方を確認することで、条件によっては別の設備計画を検討できる場合があります。 もちろん、これはすべての現場で可能という話ではありません。 設備容量、負荷状況、供給条件などの確認が必要です。 それでも、 「設備を増やす=高圧設備も増やす」 と最初から決めるのではなく、一度検討してみる価値はあると思っています。 ■PCBがあるなら、処分費と助成見込額も予算に入れる 古い高圧設備では、PCBについても確認が必要になる場合があります。 弊社では最近、撤去済みのPCB含有コンデンサなどについて、 「処分にいくらかかるのか」 だけではなく、 「助成制度を活用できた場合、どの程度の助成が見込めるのか」 「お客様の実質負担はいくらくらいになりそうか」 という試算まで行うケースが増えてきました。 実際に、具体的な助成見込額と負担見込額をお伝えし、 「この数字をもとに社内で提案します」 と言っていただいたこともあります。 そして、実際の発注につながった案件もあります。 私はこれも、 「予算を組むためのお手伝い」 だと思っています。 ただ制度を紹介するのではなく、 会社としてどのくらいの費用を見ておけばいいのか。 そこまで具体的にする。 もちろん助成については、対象条件や実際の処分内容、審査などによって変わるため、確定額ではなく見込額として扱う必要があります。 それでも、判断材料があるのとないのとでは大きく違います。 ■工事会社ですが、「工事の前」をもっと大切にしたい 今回、自治体の来期予算検討に向けた見積もりから、予算確定までお手伝いすることができました。 この経験を通じて、改めて感じたことがあります。 私たちの仕事は、 「工事が決まってから始まる」 わけではないということです。 むしろ、 何をするべきか分からない。 いくら予算を取ればいいか分からない。 全部更新する必要があるのか分からない。 高圧を継続するべきか分からない。 低圧化できるのか分からない。 助成制度が使えるのか分からない。 この段階にこそ、専門家が必要なのではないでしょうか。 ■お客様が社内で説明できるところまで具体化する 経営者や設備担当者の方が、 「高圧設備が古いので1,000万円ください」 と言っても、簡単に予算が通るとは限りません。 なぜ必要なのか。 どの設備が危ないのか。 なぜ今年なのか。 何を優先するのか。 他の方法はないのか。 来年では駄目なのか。 その投資によって何を守れるのか。 ここまで整理されていれば、社内でも説明しやすくなります。 だから私たちは、 「見積書を一枚出して終わり」 ではなく、 お客様自身が判断し、社内で説明できるところまで一緒に整理できる会社になりたいと思っています。 ■よくある質問 Q. 来年度の予算取り用の概算見積もりでも相談できますか? はい。実際に、自治体の来期予算検討に向けた見積もりについても対応しています。まだ発注が確定していない段階でも、設備計画を考えるためのご相談としてお問い合わせください。 Q. キュービクル全部ではなく、一部設備だけ更新する計画も相談できますか? はい。設備状況などを確認しながら、緊急度と重要度を整理し、段階的な更新を検討できる場合があります。 Q. 主任技術者から複数の設備更新を指摘されています。どこから手を付ければいいですか? 点検内容や設備状況などを確認し、優先順位を整理していくことが重要です。既存の点検報告書や見積書があれば、ご相談時にご準備ください。 Q. キュービクル更新と低圧化の両方を比較できますか? はい。低圧化が可能かどうかは設備容量、電気使用状況、供給条件、将来計画などによりますが、最初から更新だけに決めず、比較検討することができます。 Q. PCB処分の費用も予算に入れたいのですが相談できますか? はい。PCBの含有状況や処分内容などを確認し、処分費に加えて、条件に応じて助成制度を活用できる可能性や助成見込額についても整理します。 ■まとめ|予算を決める前だからこそ、相談してください 今回、自治体から来期予算検討のための見積もりをご依頼いただき、予算確定までお手伝いすることができました。 私たちは工事会社です。 しかし、 「工事が決まったら呼んでください」 だけの会社にはなりたくありません。 むしろ、 工事を決める前。 予算を決める前。 更新方法を決める前。 この段階から相談していただきたいと思っています。 キュービクルを更新するのか。 必要な部分だけ更新するのか。 低圧化するのか。 新しく高圧設備を導入するのか。 設備増設の方法を見直すのか。 PCB処分や助成制度まで含めて考えるのか。 会社によって答えは違います。 だからこそ、現状を確認し、選択肢を整理し、必要な費用を具体化する。 そして、お客様が納得して予算を決められるようにする。 工事を売ることよりも、 「正しい設備投資を判断するための材料を提供すること」 を大切にしたいと思っています。 来年度の高圧設備予算を検討している。 まだ工事内容は決まっていない。 概算でどのくらい必要なのか知りたい。 そんな段階からでも大丈夫です。 Power Partnersは、工事の前から、その後の設備運用まで相談できる「電気設備のかかりつけ医」を目指して、これからもお客様の設備計画を支えていきます。